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この製品に関するQ&A
>> 1.磁粉探傷試験(MT)とは…?
>> 2.原理と手順について
>> 3.各磁化方法
>> 4.磁粉探傷剤(ジキチェック)について
1.磁粉探傷試験(MT)とは…?
磁粉探傷試験は、鉄鋼材料などの強磁性体の表面およびその近傍のクラック(きず)を検出するのに適した探傷試験です。欠陥深さも数ミクロン以上あれば可能であり、複雑な形状の部品でも検出可能な検査方法です。検査物を磁化し、クラック(きず)より発生する漏洩磁束に磁粉を付着させる事により、実際のクラック(きず)の幅に比較し、数倍から数十倍の幅の磁粉模様ができ、目視観察で容易にクラック(きず)が発見できます。
磁粉探傷試験に使用される磁粉は、可視光の下で使用する非蛍光磁粉と暗所でブラックライトの下で使用する蛍光磁粉があります。また、適用方法でも散布器を用いて空気散布する乾式法と水または油に分散させて用いる湿式法に分類されます。
きず部に付着した磁粉模様を観察するにはできるだけ見やすい環境で行う必要があります。非蛍光磁粉の場合はなるべく明るい場所(500Lx以上)で観察し、蛍光磁粉の場合は紫外線照射灯を用いるため周囲をできるだけ暗く(20Lx以下)します。
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2.原理と手順について
2-1.原理
鉄鋼材料などの強磁性体は磁化されることによって、非磁性材料と比べ非常に多くの磁束を発生します。磁束は磁気の流れとみなすことができ、強磁性体中では非常に流れやすいがアルミニウムなどの非磁性体中では非常に流れにくくなります。磁束は、きず部できずをよけるような形に広がって流れ、それと同時に薄い表層部の磁束が強磁性体の表面上の空間に漏洩します。このきず部の空間に漏洩する磁束を漏洩磁束といいます。強磁性体中のきず部を流れる磁束が多いほど、磁束をさえぎるきずの面積が大きいほど、きず漏洩磁束は多くなります。
強磁性体に磁気を作用させ(磁化)、磁粉探傷剤を散布することで、表面および表面直下の比較的浅い部分(表面から約2〜3mm程度)のクラック(きず)部から生じた漏洩磁束(欠陥部分から漏れ出した磁束)に磁粉が付着し、きずが拡大され磁粉模様として現れます。
磁化 磁粉の適用 観察
2-2.磁粉探傷試験の探傷手順
探傷手順は、前処理→磁化→磁粉の適用→観察→後処理からなっています。
探傷手順 内  容
前 処 理 洗浄液等を用いて、表面の油脂、汚れなどを除去します。
磁化 磁化装置などを用いて、試験体を磁化します。
磁粉の適用 磁粉探傷剤を均一に塗布します。
観察 磁粉探傷剤の適用開始直後から、磁粉の流れが止まり、停止後も継続します。
後処理 必要に応じて脱磁、磁粉の除去、防錆処理などの後処理を行います。
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3.各磁化方法
試験体を適正に磁化することが重要です。通常、クラック(きず)の方向と磁束の方向が直交するように磁化を行います。また試験体の形状によっても適正な磁化を行うための種々の磁化方法があります。
また、磁化電流を流している間に磁粉を適用し終わるのを連続法といい、磁化電流を切ってから磁粉を適用するのを残留法といいます。
磁化方法 内  容
軸通電法 試験体の軸方向に直接電流を流す検査方法です。
直角通電法 試験体の軸に対して直角な方向に直接電流を流す検査方法です。
プロッド法 試験体の局部に2個の電極(これをプロッドと呼ぶ)を当てて電流を流す検査方法です。
電流貫通法 試験体の穴などに通した導体に電流を流す検査方法です。
コイル法 試験体をコイルの中に入れ、コイルに電流を流す検査方法です。
極間法 試験体または試験される部位を電磁石または永久磁石の磁極間に置く検査方法です。
磁束貫通法 試験体の穴などに通した強磁性体に交流磁束を与えることによって、試験体に誘導電流を流す検査方法です。
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4.磁粉探傷剤(ジキチェック)について
(1) 磁粉の種類
一般に磁粉探傷剤で使用される磁粉には、可視光下で使用する非蛍光磁粉(白、黒、赤色の磁粉)、ブラックライト下で蛍光発光を利用する蛍光磁粉があります。
磁粉探傷剤(ジキチェック)は、クラック(きず)部分の微弱磁界で容易に磁化され磁極に吸引され易く、また、形成された磁粉模様の識別性が優れています。
また、磁粉を適用する場合に粉体のまま使用する乾式磁粉と、水や油に分散させて使用する湿式磁粉があります。
磁粉探傷剤の磁粉濃度は、実際に適用する検査液の濃度であり、磁粉の適用時間および適用方法を考慮して定める必要があります。濃度の目安としては、蛍光磁粉0.1〜2.0g/L、非蛍光磁粉1〜10g/Lが一般的です。
ジキチェックの種類
分 類 タイプ 品名(記号) 特  徴
蛍光磁粉 素材検査 F−300 一般的な素材検査
精密検査 F−330 一般的な精密検査
精密検査 F−660 F−330より蛍光輝度が高い
超精密検査 F−800X 超精密検査のエアゾールタイプ
精密検査 G−660 自己分散タイプで分散剤不要
精密検査 F−900 高輝度の自己分散タイプ
非蛍光磁粉 乾式用(白色) W−100 一般的な素材検査
乾式用(黒色) B−100 一般的な素材検査
湿式用(白色) W−200 一般的な素材検査
湿式用(黒色) B−200 一般的な素材検査
ジキチェックの磁粉模様
(F−330エアゾール)
(2) 磁粉分散剤
磁粉分散剤とは、検査液の媒体を水とし、磁粉を水に分散させ易くするために用いられます。あらかじめ磁粉と分散剤でよく練ってペースト状にしてから溶媒(水)の中に入れて下さい。磁粉分散剤の効果により、磁粉が溶媒中によく分散し、試験面に対する濡れ性が向上します。
分  類 品名(記号) 添加率 特  徴
磁粉分散剤 SP−600 2% 分散性、消泡性が優れています
SP−700 1〜2% 分散性、濡れ性、消泡性が優れています
(3) 水性防錆剤(ラスブロック W−T)
特徴
水に0.5〜5%添加することで、錆の発生を防止します。
貯蔵安定性が良好で、液の分離、沈殿物、浮遊物を生じません。
使用方法
使用濃度は、水に対して0.5〜5%ですが、必要に応じて使用濃度を増減してください。
分  類 品名(記号) 添加率 特  徴
水性防錆剤 W−T 0.5〜5% 防錆効果が良好。
カタログはこちら (ジキチェック)
(ラスブロックW−T)
関連機器・装置はこちら (ブラックライト)
  (各種試験片)
  (ハンドマグナ)
  (磁粉探傷装置)
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